ひつじん
3兄弟のパパとして育児と資産運用をたのしんでいるひつじん🐏(@hitujin03)です。
GMOクリック証券CFD の株価指数CFDで資産運用中に受け取れる「価格調整額」
配当金のように受け取れて嬉しいものの、一度決済(利益確定)しないと自由に使えない仕組みとなっています。
決済するということは、
- 税金の支払いが発生する
- 長期運用する場合は新たにポジションを取得する必要がある
といった状況に陥ります。
くりっく株365のFTSE100のように配当金を複利運用できると、長期運用としてとても優秀な商品なのですがそれが叶わない仕様となっています。
ひつじん
今回は、GMOクリック証券の株価指数CFD「イギリス100」や「日経225」の価格調整額を活用して、間接的に複利運用する方法をお伝えします!
ざっくり説明すると、「価格調整額として受け取った金額」と「任意証拠金」を入れ替えて運用に回せる資金を確保するということです。
あくまで間接的にですが、上手く活用することで複利運用と同じ効果を生み出すことができますよ!
それでは、くわしくお伝えしていきますね!
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決済せずに価格調整額を直接複利運用することはできない
ひつじん
GMOクリック証券CFD の株価指数CFD「イギリス100」だと
このように、年4回価格調整額として配当が受け取れます。
株式投資のように純粋な配当金であれば、所定の銀行口座に現金で振り込まれ、自由に使うことができます。
一方で、価格調整額は受け取りまでは株と同じですが、実際に使うとなると株の配当と異なります。
どう違うのかを見ていきましょう!
価格調整額を直接複利運用するために必要なこと
ひつじん
ここで問題となってくるのが
- 売却するタイミング
- 税金が発生する
この二点です。
売却するタイミングにより状況が変わります。
- 株価上昇期 ➡「価格調整額」✚「評価益」
- 株価下落期 ➡「価格調整額」✚「評価損」
となり、下落時に決済するとなると損失が出る可能性が高まります。
運よく株価上昇期に売却できたとしても、また購入しなければなりませんし、上昇期に再度購入するということは、高値掴みしてしまう危険もあります。
税金についても、売却して利益を確定させることになるため当然支払い義務が生じます。
では、ポジションを持ったままどうやって複利運用の効果を出していけるのかを見ていきましょう!
価格調整額と任意証拠金を入れ替えることで運用資金を確保し複利運用と同じ効果を得られる
ひつじん
オレンジの枠で囲った建玉をみていきます。
6/12に価格調整額を「610円」受け取っています。
これは、建玉に評価益610円が乗っている状態です。
このため、当初設定していたロスカットレートが
- 19,000円 ➡ 18,939円
と減少しています。
これはなにも操作しておらず、ただ価格調整額を受け取っただけです。
ここまでで勘の鋭い方はお気づきかもしれません。
そう、価格調整額を受け取った分だけロスカットレートが下がったということは、任意証拠金を610円減らせるということです。
もう少し分かりやすく図解するとこのようになります。
整理するとロスカットレート19,000円を維持するには
◆価格調整額受取前
➡任意証拠金 10,580円必要
◆価格調整額受取後
➡任意証拠金 9,970円必要
価格調整額を受け取った後は、任意証拠金が610円減っています。
つまり、受け取った価格調整額と任意証拠金を入れ替えることで、今まで使えなかった任意証拠金610円を運用資金として活用できるのです!
任意証拠金は、そもそも現金で入金しているため、自由に使えるお金です。
いままで使えなかった任意証拠金のロックを価格調整額を受け取った分だけ解除が可能になった、そんなイメージです。
これで間接的に運用資金を生み出すことができますね!
価格調整額と任意証拠金の入れ替え方法
ひつじん
といても、単にロスカットレートを変更する手順と同じです。
手順はこちらの記事に記載していますからご参照ください!
3万円からはじめる配当生活!GMOクリック証券の株価指数CFDイギリス100で資産形成
具体的にロスカットレートを変更する建玉はこちらです。
19,000円に変更して確認するとつぎのようになります。
ひつじん
これで、ロスカットレートは以前の19,000円のまま任意証拠金を610円引き出すことができました。
価格調整額を受け取る年4回のタイミングで同じ作業を繰り返せば、そのたびに任意証拠金を運用資金に回すことが可能となりますよ!
実際に「毎月積立」+「価格調整額の受け取り分と交換した任意証拠金」を活用して20年間の運用をシミュレーションしました。
(過去5年平均値)
(購入枚数=前年配当金÷3万円)
株価指数CFDの価格調整額を活用して間接的に複利運用できる裏ワザを公開!のまとめ
いかがだったでしょうか。
決済しないと使えない価格調整額ですが上手くテクニックを使うことで、有効活用できることがお分かりいただけたはずです!
この方法を実践しつつ、「イギリス100」で長期運用をしていきますね(^O^)/
GMOクリック証券CFD の株価指数CFD「イギリス100」の運用方法については、こちらの記事も併せてご覧くださいね!
3万円からはじめる配当生活!GMOクリック証券の株価指数CFDイギリス100で資産形成
ひつじん
GMOクリック証券CFD のイギリス100で資産運用して、将来の資産構築をしていく仲間を募っています(^^♪
わたしと一緒にたのしく運用していき、お金に向き合い、資産運用について学ぶことで人生をより豊かにしていきましょう🎶
ひつじん
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ひつじんさん
こんにちは!たけしと申します。
有益な情報を教えていただき、ありがとうございます。
シミュレーションについて、質問があります。
解放された任意証拠金は、どのように算出しているのでしょうか?
2026年から「受け取った価格調整額=解放された任意証拠金」となっていない理由は、価格調整額の全額を任意証拠金に回せないからでしょうか?
お忙しいところ、お手数ですが、参考に教えていただけると幸いです。
たけしさん、ブログをご覧いただき、また、ご質問ありがとうございます。
基本的に解放された任意証拠金は当該年に受け取れる価格調整額と同額になります。
ただし、運用から7年経過すると当初設定した任意証拠金(約2.1万円)を解放し終えますから、「任意証拠金として開放できる金額<価格調整額」となります。
任意証拠金約2.1万円をその年に受け取れる価格調整額約0.34万円で解放していくイメージです。
解放できる任意証拠金は1ポジションごとに限度があり、約6年ちょっとで解放し終えてしまいます。(取得価格により多少の変動あり)
このため、7年目以降は「必要証拠金+価格調整額で賄った任意証拠金」のポジションがどんどん増えていくことになります。
参考になれば幸いです!
ひつじんさん
ご返信ありがとうございます!
なるほど、よくわかりました。
例えば10枚購入した場合で考えると、下記の通りで認識はあっていますでしょうか?
・任意証拠金=約20万円
・年間でもらえる価格調整額=約3.4万円
〇任意証拠金の限度(任意証拠金-価格調整額)
1年:20万円-3.4万円=16.6万円
2年:16.6万円-3.4万円=13.2万円
3年:13.2万円-3.4万円=9.8万円
4年:9.8万円-3.4万円=6.4万円
5年:6.4万円-3.4万円=3.0万円
6年:3.0万円-3.4万円=0円
6年までは、解放した任意証拠金(3.4万円)で1枚買い増しできるが、7年以降は、任意証拠金の限度を超えたので、買い増しできなくなる。
でも、新たに買い続ける限り、新しく買ったイギリス100の解放されていない任意証拠金も増え続けるので、複利運用の効果を受け続けることができるということですね。
たけしさん、返信が遅くなり申し訳ありません…。
その認識で大丈夫ですよ~!